Yoshi-yuki Makino 牧野 泰之
日本の木工家であり、樹木効能研究家。トレーサビリティと持続可能性を大切にした家具づくりをしており、近年は木材が放つ成分を研究し、その成分効能を活かした新しい木材活用に取り組んでいる。
株式会社FUSHIの代表取締役、高山環境アレルギー対策センター代表。
Japanese woodworker and tree efficacy researcher. He makes furniture with an emphasis on traceability and sustainability, and in recent years he has been researching the chemicals released by wood and working on new ways to utilize wood by taking advantage of its constituent effects. He is the president of FUSHI Ltd.
Profile
1969年 愛知県豊橋市生まれ 1990年 名古屋大学工学部を卒業（株）INAXに入社 6年後退社 1996年 岐阜高山の木工訓練校にて学ぶ 1997年 川上博一氏に師事し2年後独立 2001年 マキノ ウッド ワークス（MWW）を設立 飛騨の家具メーカーのOEMを行う 2011年 飛騨高山産のナラ材を使った家具づくりを開始 2017年 飛騨牛の皮を使用した高級家具用革HIDA Leatherを開発（商標登録 第6001390） 2018年 駆除、廃棄されるジビエ皮を家具用革として開発 2019年 阿部藏之氏のもとで木の内科的アプローチを学び、木材から放散される成分の研究を開始 同年9月 デンマークより短期インターン希望者1名を受け入れる 2020年 木材放散成分を活用したCure Furnishing™を提唱 高山環境アレルギー対策センター設立 2022年 株式会社FUSHIを設立 同年11月 ジャパンハウスロンドンで行われたトークイベントにて、木材活用の専門家として英国側専門家と講演